日本初の優良看護師転職業者無料紹介サービスお客様の看護師転職に最も適した、高品質で低価格な看護師転職業者を無料で紹介します日本初の優良看護師転職業者無料紹介サービスお客様の看護師転職に最も適した、高品質で低価格な看護師転職業者を無料で紹介します

看護師転職ブログ

看護師の転職 失敗と成功の分かれ目は情報量の差?

看護師はいつでも人手不足。ナースセンターの登録データによれば、平成 26 年度は求職者数 66,477 人に対して求人数 185,578 人。求人倍率は 2.79 倍にも上ります。 求人がなくなるなどは、考えられませんよね。でも、それが良い求人かどうかは別ものです。看護師の転職話が失敗や後悔に満ちているのは、他の仕事と変わりません。病院とのマッチングについて、簡単に考えてしまうと大失敗することも。看護師の転職ならではの、特殊な事情もあります。看護師が転職を成功させるためには、何をポイントに考えれば良いのでしょうか。 転職理由と転職後の未来像は明確ですか? ・あなたはなぜ転職するの? これまで看護師として勤めていた病院を、転職して去ろうとする理由は何ですか?自分の中でここをはっきりとさせておかなければ、本当に納得できる転職はできません。 転職理由を「何となくイヤになったから」、などと答える人はいないでしょう。しかし具体的にきちんとことばで言い表せなければ、同じことです。理由があやふやなままでは、転職をくり返しながら病院を渡り歩く看護師になりかねません。 自分自身への転職理由は履歴書などに書くような「対外」用のものではなく、まったくの本音であることが大事。転職は、今ある問題解決の手段です。解決へと向かうためには、自分にとって一番の障害となっているのはいったい何なのかを、確実に知っておく必要があります。 看護師の転職の理由は、ひとそれぞれですが一般的には、次に挙げるようなものに集約されます。  給与の不足  人間関係  スキルアップ  職場環境 大きなカテゴリとしては、おおよそ上記のどれかに当てはまると思われます。しかし、個人の事情はもっと繊細です。理由を自分なりに突き詰めておけば、転職に向け、より細かな条件設定がしやすくなります。 ・給与の額面だけにとらわれる危険性 給与面での不満は、転職に至る大きな要因です。特に30代・40代と年代が高くなるほど、理由として挙げる人が多くなります。「問題を解決するため」には、いくらであれば適当と考えているのか、高額な給与であれば他の条件をどこまで譲歩できるのか、しっかりと見極めておかなければなりません。 単に「もっと給料が欲しい」というだけでなく、具体的な数値として考えます。実際の求職活動にあたっては、給料の額だけにとらわれると危険です。給与の高さだけを見過ぎて、他の付帯する条件のチェックが甘いと、結局は負担が給与を相殺するということもあり得るからです。 自宅から職場が遠方なのに交通費が一部しか支給されない、残業代が少ない・条件がある、福利厚生が薄い分持ち出しが多いなど。新しい職場で働き始めた後になって気が付けば、実質賃金が前職とあまり変わらなかったという笑えない話もあります。収入面を転職理由とするのであれば、応募先候補の情報では、特にお金周りについての確認強化を意識してください。 ・人間関係からは逃れられない 20代のアンケートで転職理由の1位は人間関係。若い世代の看護師ほど、人間関係に悩むことが多いようです。まだ人付き合いへの耐性が低く、多忙な仕事のストレスも相まってつくづく疲れてしまう状況は良く理解できます。しかし、この世で生きる限り、人間関係にまったく煩わされないということはあり得ません。 病院内の人間関係は、中に入ってみなければわからないものです。天国のように良い人ばかりの職場は、存在しないと考えてください。今の人間関係から逃れても、次の人間関係がより良いという保証はどこにもないのです。 ただ外部から分かる範囲内であっても、院内の人間関係について事前に見極めようとする努力は、決してムダではないでしょう。新卒と異なる転職者には、先の職場での経験があります。転職候補となる院内でのスタッフ同士の連携状況や雰囲気を、何となくは感じることができるはず。 そのためにも就業前に、病院内の見学は必須です。知り合いに診察を受けている人がいれば、話を聞くのもかなり有効な手段になります。ただし、人によって受け止め方は異なります。必ず自分自身でも現場を見るようにしておいてください。 最近では、転職した看護師に対しても、プリセプター制度を敷いている病院が多いようです。頼りになる先輩看護師が補佐してくれれば、新しい環境にもなじみやすくなります。 先の職場で人間関係に問題があったと考えるならば、そういった点も転職先選択のポイントとなります。仕事を覚えつつ、自分の人となりが誤解なく伝えられるような、フォロー体制がある病院かどうかを選択基準に加えるのも、ひとつの方法です。 転職は人間関係をゼロからスタートさせられます。それと同時に、すでに出来上がっている関係の中に入っていかなければなりません。前職の人間関係の問題点をうやむやにせず、自分の中の改善点がないか確認しておきましょう。周囲の環境と自分自身のスタンスが、今後の人間関係のカギとなります。 自分にとってどんな職場であってほしい? ・どんな職場であれば気持ち良く働けますか? 聞かれれば多くの人が、「あまりキツなく」「給料がたくさんもらえて」「できれば日勤」など条件をあげていきます。しかし、傍から見ればどれほど良い条件だったとしても、働き続けていれば必ず不満が生じるものです。 いくらかの不便や不満があっても、働き続けられる職場。転職に当たっては、自分にとってそれはどういう場所なのかを、よく考えておくことが重要です。自分はどんな場所であれば、気持ち良く働けるのか。看護師という職業上、楽な仕事というのは考えにくいものですが、それでも納得しながら働いている人は存在します。 では、自分にとってはどんな職場であれば「転職が成功した」と思えるのでしょうか。 先の転職理由の中には、スキルアップという項目がありました。向上心の強い人であれば、より高い技術力や知識の吸収こそが、転職へのモチベーションとなるのかもしれません。専門看護師・認定看護師の資格取得制度や、研修制度などが充実している病院であれば、多少給与面が落ちてもかまわないと考える場合もあるでしょう。 次のステップ、次のシーンで必要となる職場がどういうところなのか、自分の希望をとらえることで、就職条件を絞り込んでいくことができます。 ・転職の希望条件は? 転職理由を明確にすれば、次の職場に求める条件に優先順位がつけられます。実際に求める希望条件には、どのようなものがあるでしょうか。  給与  残業時間(勤務シフト)  専門看護師・認定看護師資格取得支援制度  長期勤務(退職金制度)  休暇取得制度 これらの希望する条件の中で、自分がなりたい状況や将来に合わせて、妥協できない順位を決めていきます。どうしても高い給与はゆずれないという人もいれば、残業がとにかく少ないところが良いという人もいるでしょう。先に出た資格試験へのサポート体勢の充実、あるいは長く働けて退職金が保証されているところなど、人が求める就業条件はそれぞれです。問題はそれが現在の自分にとって、現実的な条件となるかどうか、です。 急性期病院勤務を希望していて、残業なしというのは現実味がありません。慢性期病院に勤務を希望する場合、最新医療の知識などスキルアップを望むのは難しいと思われます。これは極端な例にすぎませんが、矛盾する希望条件をあげる人は意外と多いようです。転職を成功させたいと願うのであれば、自分が出している条件が果たして現実的に可能なことなのかどうかを、今いちど吟味してみることも必要です。転職ですべての願いがかなうということは、まずあり得ません。最優先の条件から始めて、なぜそれが必要かを自分に尋ねてみてください。 ・条件のプラス面・マイナス面 例えば、高額な給与がもらえる病院であれば、それなりのスキルが求められるのは当然のことです。要求に応えていく向学心やガッツが必須であるのは、間違いありません。加えてそのような病院の場合、同僚も同じタイプが多いと考えられます。自分が高給に見合うだけの看護師であるという、高いプライドやプロ意識。自然、仲間内に対しても厳しい見方をする傾向は強くなります。和気藹々と、という雰囲気を求めるのは少々難しいかもしれません。 また、給与が高い病院にはそれなりの理由があります。多忙を極める、私的な時間を望めない職場や定着率が低く、そのために給与を高額化しているという可能性はあります。いずれにしても、「収入」を条件の大きな柱に据えた場合のメリットやデメリットについて、ある程度考えておくべきでしょう。そこから得られた質問項目について、応募候補の病院の情報をできる限り収集します。その上で、他の条件との折り合いをどこまでつけられるか、ということを選択のポイントにします。 実際に転職する際に使う手段は? ・求人している病院を効率良く探す 看護師が転職を考えた際、転職先を決めるのにどんな方法があるのでしょうか。仕事を探すときの手段は、一般的な転職とあまり違いはありません。  ハローワーク・看護協会  人材紹介会社  求人広告  求人サイト  知人からの照会 情報は多ければ多い程、良い条件の仕事に巡り合う機会も増えます。ひとつだけではなく、いくつかの方法を併用して、効率良く転職活動を進めていきましょう。転職は自分の人生にとって、とても大きなイベントです。他人任せにしないという意志が転職成功にむすびついていきます。 ・各転職手段のメリット・デメリット ハローワークや看護協会からの紹介には、公的機関を利用するというメリットがあります。全国的なネットワークが活用でき、地方から首都圏へ、あるいはその逆といった転居を希望する広域対象の場合にも便利です。ただ情報の内容としては、やや乏しいのがデメリットといえるでしょう。病院側から提供された一般的な情報しか見ることができず、条件についても表面上のものでしかありません。細かく確認していくうちに、必ずしも求人票通りの待遇でないケースも出てきます。窓口担当者から、事前に質問をしてもらうことは可能です。さらに面接時には、直接コンタクトができる機会を逃さないようにしましょう。遠慮せず自分なりの質問を準備して、適応する職場かをしっかり見定めることが重要です。 人材紹介会社は、担当者がその土地に精通した多くの情報を持っており、細かな質問にも答えてくれます。書類作成についてのアドバイスや、転職に関する相談ができるため、とても心強く感じることができるでしょう。病院を紹介してくれるだけではなく、面接のセッティングから同席、給与交渉まで任せられるので、転職活動が楽に進められます。人材紹介会社のデメリットとしては、病院側で高額な手数料の負担があるため、小規模な医院の利用があまりありません。アットホームな職場を探している人よりも、大病院を希望する人向きといえます。 逆に求人広告は、地域密着型の小規模医院が多く見られます。自宅近くで働きたいなど地域性を求める場合に、良い求人が見つかる可能性もあります。サポートがないので申込みから面接の日程調整、事前の情報収集をすべて自分で行なう手間がかかります。 今は手軽な求人サイトを利用する人も、かなり多くなっています。基本的に求人側でも負担がないため、広域で幅広い求人から選べるという利点があります。その一方で、リアルタイムでは、求人募集を行なっていない病院まで掲載されている場合があります。気になる応募先があれば、事前に確認した方が良いでしょう。 人材紹介会社を利用する際の注意点と付き合い方 ・何か所まで登録できる? 現在は看護師や医療関連に特化した人材紹介会社が多数あり、転職に慣れていない人にとってはかなりありがたい存在です。ただ利用法を間違えると、面倒なことにもなりかねません。 人材紹介会社は、基本的に複数登録してかまいません。多くの紹介会社に一括で登録できるサイトもあります。しかし、ある地域を特定して、求人募集している病院を考えた場合、条件に適応する病院数は限られてきます。いくつもの人材紹介会社が同じ病院に対し、同じ看護師を紹介してしまうことは、珍しくありません。あまりに重複があるのは、避けたいところです。 人材紹介会社に登録し、担当者と話をする際に、他社にも登録していることを報告しておけば問題ありませんが、あまりに数が多すぎると病院側に不信感を持たれる場合があります。別な会社から同じ看護師を紹介されることが重なると、名前が出た時点で断られるケースがあります。一度の転職では、多くても3か所程度の登録にしておいた方が良いようです。 ・非公開求人を謳う人材紹介会社 「登録者にだけ非公開求人を提供します」といった、広告文句を見ることがあります。非公開求人とはどのようなものなのでしょうか。公開されていない案件といえばとても好条件な求人に聞こえ、心惹かれる人がいるかもしれません。結論からいえば、実際にはあまり当てにならないと考えて良いでしょう。 病院側も雇用するのであれば、雇う側の条件にできるだけ合った人材が欲しいはずです。看護師ならば誰でも良いわけではなく、候補が多ければ選択肢も増えます。いかに売り手市場の看護師であっても、優秀なスタッフを採用したいことには変わりません。ということであれば、通常はわざわざ非公開とする必要はないといえます。 まれに、あまりに好条件で募集に人が集まり過ぎるのを恐れ、非公開ということがあるかもしれません。それでも、人材の選択肢が狭くなるよりは、多くの候補から選出した方が良いことは、病院側も承知しています。 非公開求人といっても「登録者には開示する」程度ならば、大した秘匿性がないと思われます。もしも特別な求人であれば、その能力がある人物にのみ公開するということなので、これも登録する程度で教えてもらえるのはおかしな話です。 本当の非公開求人とは、病院側が求人募集をしていることを知られたくない場合です。例えば幹部クラスで、解雇する相手にも隠しておきたい求人などがこれに当たります。こういった特殊なケースは、非公開求人として扱われます。一般スタッフレベルではあまり聞かれません。 インターネット上で「非公開求人を提供する」というのは、人材紹介会社への登録者の誘い込みと考えて間違いないでしょう。 ・就職祝金付きの人材紹介会社 登録する側からすればおいしいと思うのが、「就職祝い金付き」の人材紹介会社です。良くみかけるのが「紹介した病院で働くことが決まれば、10万円差し上げます」といった広告。これを見て単純に「お得!」と飛びつくのはどうなのでしょう。 考えても見てください。看護師の求人は、相当数なものです。冒頭で伝えたように年間7万人弱の看護師が、求職をしています。人材紹介会社を利用する看護師は1人2人ではありません。それを1人当たり10万円ずつ支払っていたら、かなりの額になります。 確かに人材紹介会社は紹介した看護師が就職すると、年収の20%を手数料として受け取るのが相場です。年収の高い看護師であれば、1人について100万円以上の成功報酬となります。だからといって、高額の就職祝い金を支払うというのは、何か腑に落ちません。 実は就職祝い金付きの人材紹介会社は、あまり病院側に好まれる存在ではないようです。その理由としては、祝い金などなくても条件さえ整えば、正しくマッチングが行なわれるからです。ノウハウのある紹介会社であれば、祝い金なしでも優秀な看護師を紹介できます。 また、祝い金につられて登録する看護師に対して、病院側は今ひとつ信用がもてないという心象の問題もあります。現に、祝い金目当てで転職をくり返し、紹介会社を渡り歩いている看護師がいないわけではありません。お金が前面に出てくると、どうしても人間性への印象は悪くなりがちです。就職祝い金制をとる人材紹介会社とは付き合わないとしている病院も、数多くあります。 それなのになぜこうした広告が出るのでしょうか。それは、求人に対して「固い」病院がある一方、何としても人材確保をしたい病院があるからです。離職率が高く、なかなか人が集まらない病院を顧客に抱える人材紹介会社の、苦肉の策という見方ができます。もちろん、世の中の「就職祝い金付き」がすべて胡散臭いというわけではありませんが、病院によっては最初から選択外としているところもあります。 ・人材紹介会社の“お客さん”は誰? 人材紹介会社は、転職を目指す看護師にとっての強い味方です。しかし、転職活動のすべてを丸投げにするのは、賢い方法とはいえません。人材紹介会社の担当者のいうことが、信用できないというわけではないのです。が、高額の手数料を支払う病院は、会社にとっての大切な顧客です。多少なりとも都合の悪いことをあえて伝えない、ということは十分に考えられます。 例えば、看護師の定着率が悪い病院であっても、お客さんである以上新しい看護師を紹介しないわけにいかないのが現実です。もちろん「悪い話のない病院」などは存在しません。世間ではどんな病院に対しても、必ずしも良い評判ばかりがないのが普通です。本当に自分の転職先として適しているのかどうかの判断をするのは、自分自身です。そのためには、与えられた情報だけを鵜呑みにせず、自分でも確認を取りに行くという姿勢がなくてはなりません。 人材紹介会社の担当者が、嘘をつくわけではありません。ごくまともな会社であれば、「聞かれないからあえて言わない」ことはあっても、質問には答えるはずです。看護師の定着率についても、尋ねればそれなりに教えてくれるでしょう。コツとしては、働いている人の出身についても、併せて聞いてみることです。地元近くの出身者が多ければ、その病院についての悪い評判が少ないということ。 また、給与の交渉の余地がありすぎるのも、逆に良くありません。しっかりした体制がとられている病院であれば、年次やキャリアによって決められた給与システムがあります。人によって給与幅があるというのは、病院の給与体勢が明確化されていないと考えられ、不安があります。要は、突っ込んだ質問ができれば、人材紹介会社の握っている情報を引き出せるのです。 ・比較サイトは丸ごと信じない 登録するにあたってはどこの人材紹介会社を選べば良いのか、比較サイトを参考にするという人もあるでしょう。特徴を一覧で見られたり、複数への登録が一度で済んだりしてかなり便利に使えます。が、人気ランキングについては、あまり信用し過ぎない方が良さそうです。 人材紹介会社の比較サイトの多くは、アフィリエイトサイトです。サイトへの訪問者が登録すると、サイト運営側に報酬が入るしくみとなっています。そうなると、アフィリエイト報酬の大きい企業を、ランキングの上位に置くということが考えられます。まったく信用できないというわけではありませんが、登録前には自分でも口コミや評判を確認することをおススメします。特に「お祝い金付き」などで登録者を勧誘している企業には、要注意です。 ・人材紹介会社とうまく付き合うには 人材紹介会社は企業として、どうしても病院寄りのアナウンスになるのは仕方のないことです。それでも担当者と信頼関係を築ければ、真実性のある情報をつかむことは可能です。担当者からの連絡には、必ず返信・返電し、不安なことがあれば伝えるようにしてください。書類作成やキャリアの掘り起しなど、どんどん質問をしていきましょう。 相手に全面的な信頼を寄せている姿勢を示せば、担当者としても無責任な発言はできなくなります。少なくともこちらの意向を無視するような紹介はしないはずです。上手な付き合い方をすれば、担当者も親身になり、本気で転職活動に臨んでくれます。 看護師の転職で失敗するケース ・介護施設への転職はイメージ先行の危険性が潜む 急性期病院での勤務が長くなると、息もつけない忙しさから離れたいと転職を考えます。慢性期系と並んで候補に挙がるのが、介護施設への転職。介護施設側でも、常駐の看護師は常に不足気味なので、受け入れ口はかなりあります。 実際に介護施設に転職した看護師の感想としては、おおむね満足しているという意見と、こんなはずではなかったという後悔の大きく2つに分かれるようです。その要因は、情報不足による先入観。 満足派はすでに勤務している看護師から実態を聞くなどして、介護施設についての情報を集めていました。介護施設は看護師も介護士も同じスタッフとして、扱われます。医療的な観察や処置だけではなく、身の回りの世話など生活サポートがメインの仕事です。 ところが、病院勤務の感覚で転職する看護師は、そのギャップについていけません。「なんで私がこんなことを」と嘆く気持ちが大きくなります。また、どれほど優秀な看護師であったとしても、介護現場ではゼロスタートです。転職直後は上から目線の看護師がかなり多いと聞きますが、それでは仕事が長続きしません。 後悔派の看護師の多くは、介護施設での看護師の役割について「ひとりひとりと向き合ってゆっくりと健康相談に乗ってあげる」「入居者の健康観察や医療処置をする」というイメージがあったようです。しかし、実際には介護施設は入居者にとっての生活の場。しかも、施設ごとのスケジュールが細かく組んであり、看護師といえどもその中で動かなければなりません。手が足りなければ、すべての介助に関わるのが介護施設のスタッフなのです。病院勤務に比べれば緊急性は低くなりますが、日常的な雑事の量は増える可能性があります。 ・経験値に過信するのは危険 どれほどキャリアを積んだ看護師でも、規模や診療科が異なれば戸惑いはあります。また、その病院の方針や設備、機器類などについても、これまでの経験が通用しない場面は多々あるでしょう。転職の成功の妨げになるのは、高いプライド。これはどの世界でも変わりませんが、即戦力と緊急性を求められる看護師では特に大きなネックとなります。 眼科の手術室での経験が8年あったが、総合病院の手術室に転職したらまったく用語も機器名もわからなかった。整形外科勤務10年の後、総合病院に移ったところ浦島太郎のようだった。など、ほどほどのキャリアを持つ人に限って、転職後のつまずきを訴えます。 落ち着いて考えてみれば、自分のそれまでのキャリアがムダになるわけではありません。知らないことについては、周囲に教えを請い、何を学ぶかを見つければ良いだけです。転職は、すでに走っている列車にわきから飛び乗るようなもの。その現場のスピードに自らが合わせていけなければ、振り落されます。 技術や薬品開発は日々止まることがないので、多少のずれはあっても、時間の経過と共に対処できるはずです。それがうまくいかないのは、過去の経験値によって、目の前の課題に素直に取り組めないからでしょう。看護師の転職でもっとも恐れるべきは、自分の余分なプライドなのかもしれません。 ・“とにかく収入アップ”で生活に無理が お金の問題は、生活に関わる大事な問題です。子どもの成長やライフプランに合わせて、現在よりどうしても収入を上げなければならないという、切実な理由で転職する場合もあります。高い給料を第一の条件とする場合でも、先にあげたようなデメリットの可能性とともに、生活に無理がかかる部分はないか、検討しておくことが大切です。 隣県の大病院に転職が決まり、年収が50万円以上アップする喜びもつかの間、通勤時間が思った以上の負担になってしまったというケースがあります。自宅から勤務先まで1時間という行程は、面接や事前見学のときにはあまり気にならなかったといいます。しかしそれが、毎日の通勤となるとまったく違いました。 緊急搬送などで残業が続くと、それだけ睡眠時間が削られ疲労が取れません。勤務シフトについて就業の条件を確認した際には問題に思えなかった部分も、通勤時間の長さによって負担を増します。最終的には通い切れず、身体をこわすよりは、という判断から再転職となりました。 ・情報の収集にやり過ぎはない 転職の失敗の多くは、情報の不足にあります。ハローワークや看護協会に出ていた情報のみで、詳細を確認していなかった。人材紹介会社からの情報だけで判断してしまった。サイトで応募する際に、病院のホームページしか見なかった。などなど。 転職に際して、他の人に話すのをためらってしまうという気持ちは理解できますが、情報はできるだけ多く集めた方が、相互的な価値が高まります。最終的に判断を下すのは自分しかいません。転職先の情報について「自分だけが知らなかった」というのは、最悪です。 口コミ、できれば生の声が聞かれれば理想的です。ある転職志望の看護師は、応募候補の病院を訪れ、裏口から夜勤あけの現役看護師に質問をしてみたそうです。病院のあからさまな悪口をいう人はいないようですが、それでも話す口調や、表情からもおよそのことはつかみ取れたといいます。思い切って尋ねると、案外気軽に話に応じてくれる場合が多いようです。そこまでの勇気がないという人でも、候補とする病院へ何度か足を運ぶことで、転職を成功に導くヒントが得られるかもしれません。 転職市場において看護師という職業は、かなりの優位性があります。その専門的な知識は、慢性的な看護師不足の社会でおおいに歓迎されるでしょう。正しいキャリアの把握と、転職についての情報収集さえうまくいけば、転職の成功は難しくありません。あとは、転職は「自分自身の問題である」という当たり前の意識、さらに「誰もが満足する病院は存在しない」という現実を忘れないことです。


?
看護師求人窓口ロゴ看護師求人窓口ロゴ
看護師求人窓口看護師求人窓口